菜の花と菊花のおひたし
春の食材 菜の花は、春に高ぶりやすい肝の機能を整え、胃を元気にし、気血のめぐりを良くします。つぼみで花粉も一緒に食べることができるので花粉症予防にもなります。うどなどの山菜は独特の「えぐみ」で冬の間にからだにたまった毒を排出するデトックス効果があります。菊花は余分な熱や水分を排出し、春の不眠や熱を持った頭痛、目の充血など上半身の不調に良い食材です。解毒の働きがあり、春の吹き出物や炎症にも。
<材 料>(4人分)
菜の花 一束
菊花 5〜6個
(A)
鰹節 適量
水 2カップ
薄口醤油 大さじ2
酒 小さじ2
みりん 小さじ2
<作り方>
1. 鍋に水を沸騰させ鰹節を加えすぐに弱火にし、2分煮た後ざるで漉し、2の出汁に醤油、酒、みりんを加えて一煮立ちさせて火を止め、冷ましておく。
2. 菜の花は沸騰した湯でさっと茹で、冷水にとり水気を絞って3センチ程度に切る(2回に分けて茹でると良い)。菊花は花びらにほぐしザルに入れて洗い、酢少々を加えた湯にさっと通し、すぐに冷水に取り絞る。
3. 菜の花と菊花を1の出汁に浸して30分ほど置く。
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