金針菜の生春巻き

金針菜は日本ではあまり馴染みがありませんが、からだの水分代謝を良くしむくみなど「水滞」の症状によい他、鉄分豊富で血を補うので血虚の症状にも良く、また「忘憂草」と別名があるように「うつ」状態を改善するなど様々な効能を持つ食材で、薬膳ではよく使われます。中華食材として乾物で手に入ります。生を使う場合には毒があるので、必ず加熱するかしっかりあく抜きをして使いましょう。きゅうり等の瓜科の食材やもやしも水分代謝を良くします。からだを冷やすので、気温が高くジメジメした梅雨時のむくみに。


金針菜  五味:甘  五性:涼  帰経:肝、脾、腎

もやし     甘     寒     心、脾

きゅうり    甘     涼     脾、心


<材 料>(4本分)

生春巻きの皮 4枚

金針菜(乾燥) 15~20g

もやし 1/2袋

人参 1/2本

きゅうり 1/3本

大葉 4枚

※その他、パプリカ、セロリ、香菜などお好みの野菜や、茹でた海老や薄切りの豚肉、鶏肉、ツナなどお好みの具を加えてください。

A

ナンプラー大さじ2~3

レモン汁1/2個分

唐辛子小口切り1本分

砂糖少々

他、からし醤油、スウィートチリソースなどお好みで。

<作り方>

1. 金針菜は塩を加えた熱湯で茹で、食べやすく縦に裂く。茹で汁は残しておく。

2.Aの材料を合わせ、たれを作っておく。人参、きゅうりは4センチ長さの千切りにしておく。大葉は茎を除き洗っておく。

3.1の金針菜の茹で汁で、人参、もやしをさっとゆでる。

生春巻きの皮を一枚ずつぬるま湯に浸し、大葉を敷き、具を並べて巻き、

食べやすい大きさに切り、たれを添える。


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複雑な手順は一切なし! スーパーで買える食材で作る、日々のYAKUZEN。 忙しくてキッチンに立つ時間が少ない・お料理がきらい。 だけど、体に良くて美味しいものを、手作りしたい。 できれば おもてなしにも使えるおしゃれなお料理がいい。 そんな、欲張りな思いから生まれたレシピ集です。          ル・サロン・シャンホア

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